【次の旅予告】2020.5 自粛(車中泊するかも?)

イタリア一人旅でおじいちゃんに迫られた話【トラブル体験談】

今回は、4年前私が初めて一人で海外(イタリア・ヴェネツィア)へ行った時のトラブル体験談。当時すでに30代だったので、そこまでダメージ受けなかったけど、純情な20歳前後とかだったら泣いてたかも案件です。

 

イタリアは本当に最高でしたけどね。

海外女一人旅は危険が付き物?

「海外を女1人で旅するなんて!危険だ!」といろんな人に言われながらも1人で旅している私。

 

正直、男でも女でも危険な時は危険って思ってます。だからって旅に出ない理由にはならないし、海外を甘く見ているわけでもありません。

寧ろ、かなり用心深い方だし慎重派です。その時もありとあらゆる防犯対策を学んで、現地で多いトラブルを頭に入れて出かけました。スリ、ぼったくり、強盗などなど。

 

そんな中、女性だからこそのトラブルはやはり「男女関係」に関すること。一応それも考え、めちゃくちゃ地味で野暮ったい格好で出かけました。そもそも私は陰キャですし?社交的に人と交流する方じゃないから、きっとそんなことには無縁だわ~♪余裕余裕♪(それもどーなんだ私)

 

そんなこんなで旅立った異国の地、イタリア。

 

5泊7日の旅程の、5日目に事は起こったのでした。

イタリア・ヴェネツィアでおじいちゃんと出会う

ヴェネツィアが好きすぎて、ずっと滞在していた私。最初は初めての一人旅・異国の地ということもあり、不安・警戒MAXでした。でも5日目ともなると少しずつ慣れが出てきます。

そしてその時期は、世界的に有名な「ヴェネツィアカーニバル」真っただ中。狭いヴェネツィアの道は人であふれていました。人込みが苦手な私は、歩き回ってぐったり。雨も降ってきた。

お土産屋さんが並ぶ観光地ど真ん中。人込みから逃れて、道の端で一息ついていました。

 

その時急に声を掛けられました。振り返ると白髪のおじいちゃん。年齢は…60~70歳くらい?

アジア人の私が疲れた顔で立ち止まっていたので、「どこ行きたいの?」と聞いてくれたようです。

 

特に目的地はなかったので雑談。おじいちゃんが言うことをまとめると、

「弟の嫁が日本人なんだ。ヨウコ(仮名)っていう。日本にも何度か行ったことがある。」

「僕はここでレストランやホテルを経営してる。5店舗あるんだ。」

という話らしい。

 

本当なら知らない人だから、警戒心MAXの私。ただ話していると、声をかけられたのは彼のレストランの前だったことが判明。店内は賑わっていたし、スタッフとも気軽に話していて「得体のしれない危険な人」ではなさそうに思えた。

 

そうして、私の住んでいる地方や仕事の話をして、写真を撮ってくれた。

 

「そうだ」

とおじいちゃん。

 

「18時からこのお店の前をパレードが通るから、その時間にまたお店に来たらいいよ。美味しいチョコラッテ(と聞こえた)をごちそうしてあげる。」

ウインクと共にお誘いを受ける。

 

まじでウインクするんだなぁ~と感心する私。

 

そして突然のお誘いだったので、

「い、行けたら~行く…かなぁ~。じゃあね~」

と去る私。

 

今は16時。

指定の時間まで2時間。

おじいちゃんだし…疑うのはよくない?葛藤する私

実はそこから徒歩1分の場所に私のホテルはあった。一応「どこに泊ってるの?」と聞かれたけど、「もーちょい向こうの方~」と答えておいた。念には念をだ。

 

おじいちゃんと別れてから、即ホテルに帰り悩む私。

行くべき派の私

  • せっかくのカーニバルパレード、見に行った方がいい
  • 親切心で誘ってくれたに違いない
  • おじいちゃんだし、きっと大丈夫
  • 行かなかったら悲しむかも
  • 会うのはお店だし安全
  • そこまで遅い時間でもないし…
  • せっかくの旅先の出会いだし…

行かないべき派の私

  • おじいちゃんとは言え、男性だ
  • 異国の地で今日知り合った人と会うのは危険
  • なんかめんどくさいし部屋でのんびりしよう
  • 何かあってからでは遅い

けっこう真剣に葛藤しました。

ベッドの上で「あーーうーーー」言いながら転がってました。

スマホで「海外 おじいちゃん 危険」とか検索してた。

 

正直、どんなパターンにも危険はあるし、ないと言えばない。行かなければ絶対に危険はない。

こうやって皆危険な目に合うんだきっと。考えるのもめんどくさいし、このまま放棄して自由に過ごそう~!!

 

・・・

 

ただ、私の長所であり短所なのは「相手の気持ちを考えすぎること」。もし善意で誘ってくれたのに私が行かなかったら?そう思うと、がっかりしたおじいちゃんが目に浮かぶようで…。

 

元々、おじいちゃん・おばあちゃんにも弱いのです。悲しい気持ちにさせたくない。

情熱の国イタリアの本領発揮!?

18時少し前、私は出かける準備をしていました。

お店に行くことに決めたからです。

 

外はもう薄暗くなっています。

カーニバル中なのでまだ人はたくさん、ライトアップされて街はキラキラしています。

用心に越したことはないので、貴重品はホテルの金庫に置いて身軽に出かけます。正直まだ葛藤はありました。

でも、レストランは徒歩1分。あっという間に到着。

 

まだ、お店の中にはお客さんがちらほら。お客さんの対応をしているおじいちゃんが見えます。やっぱりちゃんと働いてる。きっと良い人なんだ。私の考えすぎ。

 

外から覗いていると、おじいちゃんが気が付いてくれて満面の笑みで迎えてくれます。

「ここに座ってーワインは飲めるかな?」

 

んんん?

チョコラッテじゃなかったんかい?

 

と思いながら「お酒弱いからいらない。」と断る。

でも出てくるワイン。話聞いて。笑

 

多国籍のスタッフさんとも談笑して、なかなか楽しい時間。

「じゃぁ、僕たちは帰りますボス!(おじいちゃん)」

とスタッフたち。そこでハタと気づく。

 

あれ?パレードは?

 

ずっとお店の中にいたから忘れてたけど、本来の目的パレードでは?

お店の前を通るのでは?

お店の前は、寧ろ人通りがさっきより減っています。

むむ…不穏である。これは私も帰ろう。

 

一瞬反応が遅かった。

振り返ったら眼前に迫るおじいちゃん。

 

ぶっちゅーとキスされ。(ほっぺとかじゃない、モロに口に)

うろたえた隙にベロっと舐められる。

 

気持ち悪っ。結局これかい。」と意外と冷静に考えながら振り払う。

 

やめて!

私恋人いるんですけど!?(その時はいた)

 

じーさん(降格)は笑みを絶やさず。

「日本にでしょう?ここはイタリアだ。」と。

 

うぉーい、イタリア男ってこうなのか!!!

聞いたことはある気がするけど、じーさんでもこうなのか!!!

もしイタリアと日本の恋人が別枠だとしても、あんたは選ばんわ!!!

 

情熱の国だかなんだか知らんけど勘弁してくれ。

 

でも結局は私が悪いんですよね。判断を間違えた。

海外だからと浮かれていた気持ちもあったのかもしれない。

 

怒りが一瞬で湧いて、直後冷めていった。怒りと言うよりは「げんなり」という気分だった。人を信じることを選んだら、自分が傷つくことになるとは世知辛い世の中よの…。別にキスの1つや2つで深く傷つくほど子供でもない。ただ、あれこれ考えて信じようとしたのに裏切られた気持ちが痛かったなぁ。

じーさんは「え、何がダメなの?」という感じでニコニコしていた。悪意とかじゃなく…こういう人なんだろうな。

 

「とにかく!恋人でもないのにキスすんな!」とキツめに詰め寄る。全然じーさんには伝わっている感触はないけど。

 

その後、

「お店閉めるから待ってて。」と言われ馬鹿正直に待ってた私は、本当に馬鹿である。お店を出ようとした時、またゴリゴリ迫ってきたからだ。

 

「次イタリアへ来るときは連絡して。僕の経営してるホテルに泊まればいい。」

「明日は予定ある?」

「イタリア人と日本人は相性がいいんだよ。」

 

などとまだ話してたけど、「へいへい」とスルー。駅から電車で本土に戻るらしく、駅で別れた。1秒も早く1人になりたかったけど、駅までの道に私のホテルがある。宿泊先を知られたくないので、さっさと駅まで届けて立ち去る。

秒でホテルに戻って、大反省会を行った。

 

教訓

じーさんでも簡単に着いて行くな!

 

今回の件は悪意とか犯罪とかいう話ではなく、恐らく男女関係でのトラブルなんだろう。私は親より年上のおじいちゃんとどうこうってのは考えもしなかったけど、国が違えば常識も違う。大事にならなくて良かったと思うべきなのか、自分の考えの甘さを恨むべきなのか・・・もう悶々としてしんどかったので寝た。

そして次の日。イタリア最終日。

おまけ「運命なのかな?」「ちげーよ!」

最終日もカーニバルでものすごい人。ホテル周辺でお土産を買って、最後の荷造りをする私。

ものすごい人でごった返す通り。そんな中、ばったり。

 

「Oh,たむ~(私)!!!」

 

じーさんとまさかの再会。

嘘でしょ?何十万人と人が来るこの街で?

絶対会わないって確信してたのに。

 

じ「また会うなんて運命かな?」

 

私「(ちげーよ) Bye~」

 

無事に日本に帰り着いた私は、さすがに彼氏にこのことは言えず墓場まで持って行くのでした。(←もう別れた)それほどショックは受けてない、と思いつつも1年ほど人に言えなかったのは、地味ーにダメージ受けていたんだろうな。

一番仲のいい友達に話した時、「えー金持ちのおじいさんてことでしょ。めっちゃラッキーやん。」と言われて笑った。そりゃまぁ、一緒にご飯食べるくらいの見返りならいいですけど・・・絶対あれ違うやん。無理すぎる・・・。

 

今後も海外1人旅は辞めるつもりないので、旅を楽しむためにも下手に人は信用しない。よい学びができた。はずなんだけど「人を信用しない」って悲しいことだよなぁ。

何でも信じようとしてしまう私が悪いのかもしれないけど、どこかで「どんな人でも完全に悪い人はいない」と思いたいんです。でも自分を守るためには、誰でも疑ってかからないといけない。

難しいなぁ人間関係は。

じーさん今ごろ元気にしてるかなー?(懲りない)

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