ゲストハウス(ドミトリー)とは?
簡易の宿泊施設で、ほとんどがドミトリーと呼ばれる複数人が同室で宿泊するタイプが多いです。ホテルと違いサービスは最低限で、基本的に自分のことは自分でします。オーナーごとの色が出やすく、他人の家にお邪魔しているかのようなアットホームな雰囲気のゲストハウスから、近未来的でスタイリッシュなゲストハウスもあります。
ドミトリータイプの宿泊施設を指すことも多く、「ドミ」と呼ばれることも。
※この記事では個室ではなく「ドミトリータイプ」の宿を取り上げています。
◆Contents◆
1.ゲストハウス(ドミトリー)の魅力
ゲストハウスに泊まったことがありますか?
私は出張で一度利用してからハマってしまい、女一人旅で毎回利用しています。
もはや、素敵なゲストハウスを探すことが旅の目的になっていることも。
暇さえあれば、世界中の「お洒落かつ居心地良さそう」なゲストハウスを探しています。
そんな私が思うゲストハウスの魅力は・・・
1-1) 他の旅人との交流☆1人だけど1人じゃない!
ドミトリーでは、自分のスペースは寝る場所のみ。
一歩外へ出るとトイレ、シャワー、洗面所、キッチンに至るまで共有スペースです。
ゆっくりコーヒーでも…と共有スペース(ラウンジ)に行くと、他の旅人やスタッフとの会話が始まることも。
え、知らない人と会話とか苦手だから、そんなの無理?
大丈夫です。
私もかなりの人見知りだし、1人好きな内向的な性格です(笑)
カフェみたいに少しざわざわした空間で、ゆっくりするのが好きならそれも満喫できますよ。
私はだいたい1人でぼへーっとしています(。・・。)
個室だと完全に一人だけど、人の存在を感じられつつ自分の時間も楽しめる。
そんなドミトリーの空気感が私は大好きです。
1-2) 節約旅にありがたい低価格設定
ドミトリータイプのゲストハウスは日本国内でも1500〜3000円/泊の価格設定が多いです。
かなり安いビジネスホテルでも、5000円/泊程度はかかると思えば破格のお値段。
とにかく節約旅をしたい学生さん、
宿以外(観光・食・買い物)にお金を使いたい節約旅人さん
お金はないけど旅したい貧乏旅人さん。
みんなの味方です♪
最近は豪華なドミも出てきており、もう少し高めのものもあります。
1-3) 好みのゲストハウス探しが楽しい♪同じ宿は1つとない
私はこのポイントに1番ハマってしまったのかもしれません。
一般庶民の私が泊まるホテルは、違いがあるといってもそう大したものではありません。
(セレブ価格だときっと違うのでしょうが…)
ドミトリーはもう何から何までオリジナリティーの塊!!
ホテルのようなふかふかベッドのお洒落な所があるかと思えば、
和室に二段ベッドが並んでいたり、畳に布団が並ぶ所もあり。
そこに集まる旅人も千差万別。
「ここに住んでます?」というような主のような風貌の人がいたり、
各国のバックパッカー、出張中と思しきサラリーマンなどなど。
楽しいです(*´ェ`*)
次の旅ではどんなドミとどんな旅人たちに会うだろう!!
2.女一人旅でゲのストハウス(ドミトリー)利用
私はこれまで女一人旅で、日本国内20ヶ所くらいのドミトリーに泊まりました。
たくさんのドミに泊まりたくて、連泊せず毎回引っ越しですw
そんな私が感じた、女性1人でのドミトリー利用時の所感です。
2-1) 危険はないの?
ドミトリーは完全個室ではありません。
カーテンや簡易の仕切りで区切られていて、鍵をかけることはできません。
もちろん、貴重品を入れるための鍵付きロッカーなどはあります。
宿泊者なら誰でも出入りできるので、ホテルとはまるで違う環境にあります。
自分の身・荷物は自分で守らねばなりません。
治安の良い日本国内とはいえ、警戒心ゼロで利用するのはお勧めしません。
…というと、とっても怖い・危ない所?
とても女1人で泊まるなんて無理!!と不安に思うかも知れませんね(・・;)
でも、最低限のことに気をつけていれば快適に利用できます。
2-2) 注意するポイント
まず大切なのは、「私は周囲に気を配っているぞ。」と態度で示すこと。
自分の荷物管理もせず、警戒心ゼロの様子ではトラブルを引き寄せることになります。
万が一を考えて、常に行動すること。
①自分の身を守るために
多数の人が同じ空間で寝泊まりするドミトリー。
もちろん隣に男性が…ということも普通にあります。
私は無用のトラブルを避けるため、また自分の不安を減らすため「女性専用ドミトリー」を優先的に利用しています。
複数の部屋があるドミトリーなら、
「男女共用ドミトリー」
「女性専用ドミトリー」
と分けられていることが多いです。
多少「女性専用」の方が高いこともありますが、すごく安心できます。
どうしても空きがない場合、「男女共用」しかない場合は利用することもあります。
今のところトラブルとは無縁ですが、もしも不安に感じることがあればスタッフに相談するのが一番です。
無理に声をかけてこようとする、不審な行動をしているなどあればすぐスタッフに。
もし他のベッドに空きがあれば、変更してくれるかもしれません。
残念ながら、女性の方がこういったトラブルが多いのも事実。
気を抜きすぎるのは禁物です。
せっかくの宿でリラックスできないの!?そんなに危ないの!?
と思われた方もいるかもしれませんが、あくまで可能性のお話です(;´д`)
男女共用ドミでもゆったりまったり過ごせますのでご安心を♪
②自分の荷物を守るために
個人のスペースが完全個室ではない以上、貴重品の管理も大切です。
ほとんどのドミには鍵のかかる貴重品入れが備わっています。
ロッカータイプだったり、小さい引き出しだけだったり。
自分のスペースに設置されている場合、別のロッカールームがある場合。
様々あります。
スーツケースなど大きな荷物があった場合、全てを収納できません。
(たまーにスーツケースごと入る大型ロッカーもありますけど。)
●貴重品:財布、スマホ、カメラ、手帳など
基本は全てを常に持ち歩く!これに限ります。
小さめのショルダーバッグやボディーバッグなどにコンパクトにまとめます。
最悪の場合、これさえ残ればなんとかなる。レベルの物たち。
シャワーの時でも持ち歩き、寝る時は頭のすぐ近くの壁際へ置きます。
(私は文具ヲタなので手帳もなくなると発狂しますw)
●大切な物たち:デジタル用品、旅先で買った物、お土産など
無くなってもどーにかなるけど、かなり悲しい物たちです。
これは常に必要でもないので、鍵付きスペースに優先して入れてます。
●その他:洗面・入浴グッズ、化粧品、スキンケア、着替え、タオル、靴など
これは鍵付きスペースに入るなら一応入れます。
入らなければまとめて自分のスペースに。
スーツケースなら皆通路に置いてあります。
不安な場合は、鍵付きワイヤーロックなどあれば括り付けておけるのでいいですね。
様々なドミを見てる限り、皆普通にその辺に置いてあります。
まー大したものが入っていないからこそ放置しているので、ある意味誰も狙ったりしないんだと思います(笑)
日本は治安が良いので、油断しがちですが貴重品はしっかり管理しましょう。
何かあってからでは遅いです。
せっかくの旅が台無しに・・・。
3.私がゲストハウス(ドミトリー)を探すときのポイント
今では世界各国に「泊まりたい素敵ドミ」のある私が、どうやって、どんな条件で探しているのかをご紹介します(^ω^)
3-1) おすすめのサイト・アプリ
めちゃくちゃに愛用しているのが
「【Booking.com】世界のホテル割引予約」というサイト。(アプリも有)
世界中の宿を、いろんな条件で探すことができます。
口コミや写真も多く、見ているだけでも楽しいです。
格安ゲストハウス(ドミトリー)からちょっとセレブな高級ホテル・旅館まで。
会員限定の割引や特典もあってお得です。
他には
などたくさんのサイト・アプリがあります。
でもあちこちでお気に入りリストを作ると、ややこしくなるので私はほとんど「Booking.com」一択で探しています。
また、時には大好きな先輩旅人さんのブログや、SNS情報で素敵ドミに出会うことがあります。
そっこーでチェックして手帳にメモるか、Google MAPで☆つけます!
3-2) 私が重視する条件はこれ
実際に私が検索するときに頭にある条件です。
たーくさんあるので優先順位の高い順にいきましょう!
- 1泊3000円が目安
- 女性専用ドミトリー
- 口コミ評価が高い(8.5以上くらい)
- できるだけ直前まで無料キャンセル可
- 周辺の治安・アクセスの良さ
- 共有ラウンジが広い・24時間使える
- 個人スペースの区切りがしっかりしている(造り付けがGOOD)
- シャワーに個別の脱衣スペースがある
- アメニティ充実(タオル・スリッパがあると嬉しい)
- 個人スペース内にコンセント(できれば2個)
- 無料コーヒー・紅茶サービス有
- カフェ・バーが併設
- 外国人率の高そうな所
こんな感じです。
あとは写真を見ながら、自分の好みの所を探します。
清潔感も大切なので口コミもいろいろ見ます。
ちなみに「無料WiFi」はもはや当たり前すぎて書いていません。
今の時代付いてない所の方が珍しいです。
海外だと「FreeWiFi」と書いてあっても、共有スペースでしか使えないことも多いです。
日本では当たり前に全館で使えます。
これもあるととても嬉しいな~なサービス
- バスタブありの浴室(やっぱりお風呂に浸かりたい)
- 大浴場(広い浴場さいこー)
- 朝食無料サービス
- ルームウェア有り(荷物が減るので嬉しい)
こだわりポイントはそれぞれ違うと思いますが、参考になれば幸いです。
4.ゲストハウス(ドミトリー)を賢く利用して、素敵な旅をしよう
女一人旅でもドミトリーに泊まってみようかなーって思ってもらえたでしょうか?
一人の時間を大切にしたり、ちょっと寂しいなって思ったら周りに仲間がいたり。
使い方しだいでどうとでも化ける。のがドミトリーです。
私の場合は「とにかくたくさん旅がしたい」と思っているので、旅費が抑えられるドミは最高。
自分の旅行スタイルにも合っている上にめちゃくちゃお安い。
3泊しても宿泊費1万円超えないことの方が多いですもん。最高です。
そんな私でも、全く知らない土地に何日か滞在する場合や
1日歩き回るハードなスケジュールの場合など、とっても疲れそうな時は個室を予約することもあります。
誰にも邪魔されず、気にもせずぐでーっとしたいですもんね(笑)
他人と空間を共有するのって、未体験だとちょっとドキドキ。
でもだからこそハマると病みつきになるので不思議なもんです(*´ω`*)
まずは規模の大きめのところから試してみるのがおすすめですよ~♪
私の今後の予定としては、ベトナム一人旅行くので今から宿探しに余念がありません。
海外なので気を引き締めて、楽しい一人旅をしたいでっす!!
実際にこれまでに泊まってきたゲストハウスの紹介記事も順次UPしていきますね。
質問や感想などありましたら、気軽にコメントくださいませ。喜びますヾ(*´∀`*)ノ笑
たむたむさん、こんにちは。
前回はコメントに返信頂き有難うございました。
そして、いつも楽しくて為になる記事有難うございます。
今月の初め、京都の上賀茂神社や下鴨神社に行ってきましたが、紅葉も見頃が過ぎて人出もひと段落。人混みが苦手な僕でも、まずまず落ち着いて観光出来ました。
ところでドミトリー。
僕は50代なんですが、若かりし頃はゲストハウス的な存在は無くて、高校の卒業旅行で北海道一周した時はユースホステル(大体は夜行列車泊でしたが)を利用しました。畳の部屋もありましたが、ほぼドミトリーのような2段ベッドで、昭和55年頃当時1泊2食付き1900円くらいだった記憶してます。
で、ドミトリーですが、最初で最後の利用が宮古島でした。
住んでいた宮古島を離れる際、知人のゲストハウスに3泊。毎晩オーナーや同宿した人達と飲んで語らい楽しい思い出になりました。
ただ年齢的、性格的に旅先全ての宿泊をゲストハウスでするのは無理っぽいので、精神的、体力的に余裕があれば、また利用してみたいと思っています。
なないろ珊瑚さん、こんばんは。
おぉぉ…過分にお褒めいただき嬉しいです(*´ェ`*)
好きなことを語ると長くなる性分なので、楽しく書いています!
上賀茂神社は以前行きましたが、ピンと張りつめた神聖な空気にゾワリと鳥肌が立ったのを覚えています。
人が少ない神社仏閣をめぐるのは、心が穏やかになるので大好きです。
人混みは…私もとても苦手です><
ドミトリー大好きなんですが、私もたまには個室で過ごしたくなります。
その時の体調、テンションと相談して使い分けたいですね♪
北海道一周ステキです!!
私はいつかキャンピングカーで一周したい野望を抱いています(笑)
叶うかなー(。・・。)
本格的な寒さがやってきていますね。
お身体に気をつけてお過ごしくださいませ!