こんにちは。
医療職15年を経て2020年に退職。
好きな時に好きな場所で、ノマド生活を始めた“たむたむ”(@Tamtabi_jp)です。
実家に缶詰な生活にストレスを感じた私が、LACで多拠点生活を始めて早2ヶ月目。
実家の香川県を中心に、中四国の拠点を渡り歩いています。
LAC(LivingAnywhereCommons)は、いわゆる住居サブスクサービス。
月額料金を支払うと、全国の拠点に泊まり放題です。
ホテルや旅館とはちょっと違った、地域に密着したホームステイと言った方が近そうな…?
拠点を利用しながら地域の方々と交流したり、LACメンバー同士の繋がりができたり。
滞在するだけではない+αな体験が待ってます。
LACの詳しいシステムについては、前回の「1ヶ月目」の記事をご覧ください。
LACを使って中四国で多拠点生活〜1ヶ月目〜この記事では、滞在記+LACサービスを利用してみての率直な感想、良かった点・気になった点をまとめています。
利用者ならではの意見を赤裸々に書いています。
これからLAC利用を検討している方の参考になればいいなぁ。
◆Contents◆
LAC2ヶ月目のプラン
LACの利用を始めて1ヶ月目の私のルートはこちら
①香川県三豊拠点(7泊)
②岡山県津山拠点(7泊)
③徳島県美馬拠点(7泊)
④和歌山県和歌山拠点(13泊)←滞在中
2ヶ月目に入った時は、和歌山県の拠点で滞在中でした。
そして2ヶ月目ともなると、すでに中四国の拠点は制覇済み。
(新しい岡山県真庭拠点は、稼働状況がよく分からず行けてません。)
ほとんどが2回以上の訪問になるので、滞在記はサラリと終わっています。
メインは初めて行った和歌山拠点です!!
2ヶ月目の移動記録はこちら
①和歌山県和歌山拠点(13泊)←1ヶ月目から継続
②徳島県美馬拠点(4泊)
③香川県三豊拠点(13泊)
ちなみに私がLACを始めた2021年5月には全国に16拠点だったのですが、2021年8月には20拠点にまで増えています!!
新しいエリアにも進出しているので、より利用しやすくなって嬉しいです。
徳島県美馬拠点は、私が利用した「のどけや」以外に「ADLIV」という施設も追加になっています。
一度コワーキングスペースを使いにお邪魔させていただいたのですが、広々した素敵な施設でした♪
LAC滞在記〜2ヶ月目〜
それではさっそく私のLAC滞在記、2ヶ月目です!
4拠点目:和歌山県和歌山市
急遽決めた和歌山滞在、のくだりは「1ヶ月目」の記事で見てもらうとして…。
和歌山の拠点は「Guesthouse RICO」
和歌山市駅から徒歩約20分ほどにあるゲストハウス兼カフェ。
ここでの私のお気に入りは、予約したダブルルーム♡
それがこちら。
め、めちゃくちゃ素敵じゃないですか?
扉を開けた瞬間、一目惚れでした。
広々した空間とダブルベッド、窓際には可愛いチェアー&テーブル。
土間とフローリングを仕切るお洒落カーテン♡
本当にお部屋が大好きすぎて、1階のカフェがコワーキングスペースになってるのですが、ほとんどお部屋にいました(笑)
1Fにあるカフェ兼コワーキングスペース
1Fのカフェでいただいたチーズケーキとカフェラテ♡
あとは和歌山市駅(和歌山駅と違うので要注意)に直結している市立図書館&スタバ&蔦屋書店。
和歌山市駅前の様子。右手に図書館・蔦屋書店・スタバ♪
1年前にできたばかりでお洒落過ぎるし、本のラインナップも超充実。
座席は、電源を備えたカウンター席やソファ席などたくさんあるので、本好きさんなら1日あっという間だと思います。
Wi-Fiもばっちり使えるので、リモートワーカー・ノマドワーカーにもおすすめです。
和歌山私立図書館・スタバ・蔦屋書店のお洒落な店内
図書館の屋上には屋外テラスあり
和歌山拠点には駐車場がないため、基本徒歩やバス移動です。
でも徒歩圏内にコンビニ、業務スーパー、おしゃれカフェがたくさんあって生活には困りません。
特に徒歩5分くらいのドンキホーテにはほぼ毎日通ったのでは?というくらいお世話になりました。
観光するなら、徒歩15分くらいの和歌山城。
季節的に暑すぎてじっくりは回れなかったのですが、広々した公園も散歩に最適。
いい季節には公園内のベンチでゆったり読書や、仕事もできそう。
初めての拠点で長期滞在、不安もありましたが最高な日々でした。
素敵なお部屋で目覚めて、窓辺でコーヒー。
気分に合わせて散歩がてら図書館に出かける。
部屋に帰ってきたら、窓辺で夕日を眺める。
キッチンに行くと誰かが話しかけてくれて雑談。(倉敷が人気で嬉しかった、元倉敷市民)
またしても素敵なお部屋で少し夜ふかし。(よくそのまま寝落ちるアラフォー)
毎日、どの瞬間も「幸せ」でした。
(ちょいちょい「暑っつい!!」とぼやいてましたが笑)
2週間滞在は初めてでしたが、私にはこれくらいがちょうどいい。
焦らずその土地を楽しめる期間でした。
そして…再び徳島へと参ります!
和歌山→徳島へのフェリー
2回目:徳島県美馬市
2度目の美馬拠点です!!
徳島港に着いて最初のイベントは。
「2週間放置した私の車。バッテリー上がってないかチャレンジーーーーーー!!」
(外して行く予定が工具が合わなくて…)
日頃の行いが良いので(?)、無事エンジンがかかりホッと一息。
徳島市内で買い物・休憩してから、勝手知ったる美馬の「のどけや本館」に向かいます。
今回滞在したお部屋
今回は4泊の滞在。
前回はお会いできなかった、コミュマネご夫婦の旦那様にも会えました。
3兄弟の長男も帰ってきており…3人の男児パワーにたじたじな私(笑)
4泊しかいなかったのに、ちょうどのどけや7周年記念の会や、三男くんのお誕生日会に参加させていただき充実した5日間でした。
お誕生日ご飯〜♪
まだ2回目だけど、本当にのどけやは「帰ってきた」感がすごくて安心します。
コミュマネご夫婦・3兄弟のご家族と、ゲストがひとつ屋根の下生活する感じがなんとも言えない我が家感。
常連さんとの再会や、地域の人達との交流、来ては去っていくユニークなゲスト達。
長期滞在者さんが作ってくれる超美味しい晩ごはん(これ目当てに戻ってくる人もw)。
一人暮らしが長くて、一人のほうが気楽でいいじゃん。なんて思っていた私に人対人の大切さを思い出させてくれる場所です。
次は1週間以上じっくり滞在したいなぁ。
3回目:香川県三豊市
さて、おなじみ三豊拠点です。
実家の近く&3回目&ゲストさんも顔見知り。私のプチ家出場所です(笑)
瀬戸内レジデンスワークスGATE
勝手知ったる拠点。
今度はじっくり長く居ようと、LAC2ヶ月目の期限の日まで予約。
2週間の滞在です。
以前と違うのは、観光名所の父母ヶ浜の閉鎖が解除されているーーーー!
1回目、2回目共に感染拡大の影響で、浜が閉鎖。
それに伴い周辺のカフェなども閉まっていたのです。
父母ヶ浜の夕日・日課のように通った
あと、滞在中に徒歩数分の場所にコンビニがオープンしたーーー!
2回目、3回目と回を重ねるごとに、三豊拠点の変化を感じる今日このごろ(笑)
この2週間は無理に観光せず、仕事に集中する!
そして夕方晴れてたら海へ夕日を見に行く!!そんなプランでした。
これまで滞在先でがっつり自炊ってしにくかったのですが、今回は物品も把握してるし長期滞在。
初めてまともに自炊しました。
(いつもはレトルトやパスタくらい)
鍋にいっぱいカレーを作って、二日間食べ続けたり。
オムライスや肉じゃがも作りました。
念願のカレー♡
三豊拠点はゲストの人数がMAX5人くらいと少ない上に、キッチンスペースは広々。
冷蔵庫も大きいので自炊したい人にはぴったりです。
私は野菜を切って、ジップロックで冷凍までしてました。家かな?
私の滞在していた2週間、他のゲストは居たり居なかったり。
一人の時は本当に一軒家ひとり暮らしのようで、それはそれで楽しかった。
大学生や仕事関係で来た方、料理教室の先生などさまざまな出会いがありました。
あまりにも私がずっと拠点にいるから「住んでるんですか?」と聞かれたり(笑)
観光に行ってお土産を買ってきてくれたり。
私は私のペースで生活しながら、とっても穏やかな2週間。
今回私が滞在した部屋・ちょっとごちゃつき気味(笑)
これで2ヶ月のLAC生活も終了。
また必ずいつか来るつもりだけど、しばしのお別れです。
LACを実際に2ヶ月使ってみた感想
さて、2ヶ月間ほぼずっとLAC拠点を利用させていただき、中四国周辺の4つの拠点に行きました。
LACサービスについて他のメンバーさん達と話すこともありました。
人それぞれではあるものの、「あぁやっぱり皆思ってることは同じだな。」ということが多かったです。
もちろん人それぞれ価値観や優先するポイントが違うので、
「誰にでもおすすめ!最高!」
とゴリ押しするのは違う気がします。
それでも素敵なサービスであることは確か。
なら、私の率直な感想(意見)をまとめておくので、それを見て各自判断して欲しいなと思います。
私にとってのメリットが、誰かのデメリットになることももちろんある。
あくまで一意見として見ていただければ幸いです。
良かった点・メリット
- 1ヶ月27,500円はコスパ良すぎる
- 個室が多くプライベートが保てる
- 拠点によって部屋や環境が全然違って楽しい
- 駐車場・キッチンのある拠点が多い
- 予約の制限がないので予定が立てやすい
- 登録〜利用開始までネット上で完結&簡単
- 初期費用0円
- チェックアウトはかなり寛容
(お部屋さえ空ければ、共有スペースは使える) - コミュマネさんがフレンドリー
- 地域のイベントに参加できる
- 地元の方と交流ができる
- LACメンバー同士のつながり
- 多職種の方との情報交換・仕事のチャンス
- 問い合わせに対しての対応が早い(公式HP)
気になった点・デメリット
- 拠点によって設備に差がある(特にキッチン・洗濯関係)
- キャンセルがしづらい
- 行きたいエリアに拠点がないことがある
- 完全に一人になれない
- マイページが使いにくい
- 最新情報が分かりにくい(新拠点など)
- 利用停止の方法が分かりにくい
- 定額払い以外は割高
- 古民家だと夏場は虫が…
一番人によるなぁと思うのは、人と人との距離感。
「一人のんびり過ごしたい、干渉されたくない。」
「常に誰かと居たいし交流したい、一人は寂しい。」
どちらの考えの人もいるわけで。
各拠点でもコミュマネさんが常にいる所、ほとんどいない所。
地域イベントにガンガン誘ってくれる所、基本放置な所。
どっちがその人にとって「良い」のかは私には決めかねます。
ただLACは、メンバーが拠点を共有し、共生しながら生活する。
というコンセプトのもと生まれたサービスです。
それを考えると「ずっと一人がいい。交流とか苦手。(もしくは嫌)」というスタンスの方は向かないのかなぁと思ったりします。
(向かないというか、疲れちゃうかもしれません。)
もちろんそれが悪いわけではないですよ!
誰だって向き不向きがあります。
無理はしすぎず楽しんで使えるのが一番ですからね。
そんなこんなを踏まえて、LACをおすすめするのはこんな人!!
(私の個人的な意見はおいといて、一般的に向いていそうな人の特徴です。)
●新しい人脈を作りたい
●とにかくコスパを重視したい
●仕事しながら旅したい
●皆で新しいことをするのが好き
●環境の変化に柔軟
LAC生活一旦終了!!まだ見ぬ新たな拠点に思いを馳せる
私のLAC生活は2ヶ月で一旦終了!!
人見知りで一人が好きで、コミュ障な私。
かなり一か八かで飛び込んだLACの世界でした。
でも、今振り返って本当にLAC利用してよかったなって思っています。
もちろん初対面の人との会話に苦戦したり、大勢の中でコミュ障発揮してフリーズしたり。
楽しかったはずなのに、夜になったらぐったり疲れていたり。(コミュ疲れw)
でもねぇ…良かったんです。
きっとこんな機会がないと出会えない人達でした。
皆一人ひとり夢や理想があって、悩んで行動してきた人たち。
ネット、SNS上には「脱サラして〜」「フリーランスで〜」「海外を旅して回って〜」という人はいくらでもいます。
その人達が現実に目の前に現れて、実際に話しをして…熱心に語ってくれて。
大きな刺激になったと共に、私の目指していた世界がよりクリアになったというか…。
あとは自分との差に愕然として、危機感を抱いたとか(笑)
そんな出会いにあふれた2ヶ月間だったように思います。
「あ、一人で生きていけるなんて思ってたけど、やっぱり他人から受ける影響って(良かれ悪かれ)すごいわ。」
当たり前のことに気づかせてくれたLAC生活。
そして私が垣間見たのはまだLACのほんの一部、中四国の拠点たち。
メンバーからの情報によると、他にも素敵な拠点がたくさんあるとのこと!!
それにどんどん増える新拠点の数々。
実家に用があって、今回はあまり遠く(特に中部〜北陸あたり)に行けなかったので、次の機会には…と狙っています(笑)
個人的に、北海道拠点ほしいなぁ〜なんて思ってます!!期待してます(*´ω`*)
LACが気になって訪問してくれた方、気になることがあれば気軽に聞いてくださいね♪
コメントでもDMでも!!
今晩は。
いつも楽しい情報をありがとうございます(楽しく拝見させてもらってます)。
たまにはこちらにコメ致します(笑)。
1ヶ月目~2か月目と一気に読ませて頂き、自身の中で感じたのは・・・
「現代に蘇るユースホステル(笑)」!!
料金体系とか違う点も多々ありますが、
・コミュマネさん(オーナー、ユースで言うところのペアレントさん)がいる
・ゲストが自身のペースで生活しながらも(ある程度の)コミュニケーションを取っている
・リピーターが多い(再会の可能性が高い⇒宿に惹かれている)
辺りが過去に利用していたユースを現代版にした様に思えるところです。
仕事以外では中々一人で長期間・・・とはいきませんが、一度体験してみたいな~!!っと
思ってしまう内容でした。
yassan-KYOTO様
こんにちは!!
こちらにもコメント嬉しいです✨
ユースホステル、私も10年以上前に多拠点生活を調べていると行き着きました。
あの頃は今のようなサブスクどころか、ゲストハウスも少なかったですもんね。
旅、バックパッカーと言えばユースホステルという印象があります。
快適なホテル滞在とはまた一風違った、現代版ユース。
10代の大学生から70代の方まで出会えた貴重な体験でした。
今後も他の拠点に行くことがあったら滞在期書いていこうと思います♪